![]() |
![]() |
![]() |
![]() ![]() |
![]() |
|
||||||||||||||||
![]() |
||||||||||||||||
2012年に旭川に降り立った南雲・若杉の両氏。 そもそも、トドマツは北海道固有の木。太古の昔、アイヌの人々が山の間を走り回るもっと前から、この北の大地にどっしりと根をおろしていました。いわばソウルツリーなのです。本州のほんの一部をのぞけば北海道にしかありません。 |
||||||||||||||||
![]() |
||||||||||||||||
さて、話は戻って、旭川での針葉樹の火種を消さぬよう、私達は什器におもちゃ、ペット用ケージと色んなものを試作してみました。でも何かが違う。やみくもなモノづくりは針葉樹の信用を失墜するばかり…。コストをかけて強度を克服したり話題をさらったりしたいのではなくて、もっとトドマツの魅力を語りあったり、不可能だと言われていることにみんなでチャレンジしたいのに… そんな時、若杉氏が再度来旭するとのしらせが届きます。しかも、鹿沼のご一行を引率とのこと。 その旨を伝えた若杉氏から手渡されたUSBスティックには、スギダラケの屋台が! |
||||||||||||||||
![]() |
||||||||||||||||
それだけではありませんでした。その後、地元の広告代理店からこども用の屋台を作りたいという話が持ち込まれたり、組立の学生ボランティアを頼みに行った旭川高等技術専門学院の先生からは「それなら作ってしまおう!」と嬉しい提案があったり。その結果、屋台づくりを通じて家具職人の卵たちが先入観なく針葉樹の加工をする絶好の機会となり、また作り上げた屋台ではイベントに訪れたこども達が、思いっきり遊んでくれました。 現在、2回の食べマルシェイベントと9つのイベントを経て、製作したトドマツ屋台は地元の信用(針葉)金庫が保管を、有志のメンバーがボランティアで組立してくれるようになりました。予算や保管など課題は山積ですが、これからもしつこく続けます。いつかこの町に色んなひとが作ったトドマツの屋台が1,7q並んだら… |
||||||||||||||||
![]() |
||||||||||||||||
第一回ウッドデザインアワード ソーシャルデザイン部門奨励賞「旭川トドマツ屋台プロジェクト」 |
||||||||||||||||
●<まえだ・あやの> 株式会社北海道ポットラック 代表取締役 |
||||||||||||||||
|
|||
Copyright(C)
2005 GEKKAN SUGI all rights reserved |
|||