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秋田は6月だというのに真夏日。今年の夏も暑そうです。 | |||||||||||||||
私事ですが、今年から秋田県立大学建築環境システム学専攻の社会人大学院生になりました。4月から若い方々に混ざって働きながらウン十年ぶりの「学生生活」を送っています。 |
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さて先日、秋田杉を利用した木橋と木製ダムを見学に行きました。担当教官は佐々木貴信先生。(佐々木先生は、以前能代の秋田杉のオープンカフェを開催するときにお世話になった先生です。)佐々木先生は木でつくる土木構造物の研究がご専門で、この日は五城目町湯の又にある平成2年にかけられた、構造用集成材を主要部材に用いたタイドアーチ(集成材)橋を見に行きました。この橋は町道にかかる湾曲集成材と鉄のハイブリッドで、長さ13.54m、幅員6m。五城目営林署の樹齢70年以上の秋田杉間伐材(最小口径30cm)207本から作られたそうです。アーチ主桁部の上面には装飾を兼ねて庇をつけた銅板屋根がついており、まるで2匹の竜が横たわっているようでした。 | ||||||||||||||||
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木製ダムの場合、木材の表面に水が流れて酸素がな い状態になるので、腐りにくいという訳です。ただ、心材より辺材の耐朽性は低いので、辺材部分から腐朽していくとのこと。秋田は冬が長く低温の期間が長いので、暖かい地域よりは腐朽菌が生育しにくいそうです。オールウッドダムは秋田ならではのダムなんですね。 |
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今後も木高研の研究成果の見学が予定されているので,またレポートしたいと思います。お楽しみに。 |
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●<すがわら かおり> 教員 秋田公立美術大学 景観デザイン専攻 助教 http://www.akibi.ac.jp/ 日本全国スギダラケ倶楽部 秋田支部長 北のスギダラ http://sgicci.exblog.jp/ 月刊杉web単行本『あきた杉歳時記』 http://www.m-sugi.com/books/books_sugicchi.htm 月刊杉web単行本『あきた杉歳時記2』 http://www.m-sugi.com/books/books_sugicchi2.htm |
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