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スギダラ倶楽部全国大会第三回吉野。 |
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● ビジネスというのは、利益を追求することを第一に考えていると一般的には思われています。
一方、我々は社会がよくなっていくことを第一に考えています。「徳」という言葉があります。
この究極的に企業とNPOと交わることは、「徳」かな、と考えます。
企業の歴史を見ると、どこも「徳」をもって、企業経営をされてきたように思います。
それが、我々とうまく交われば、と願います。 ● 企画がダメになるときは、すぐにでもダメになります。 上手くいくときは、数年先か十年以上先でしょう。 ● 「川原さんは日本では神格化されてきていますが、実はパンツ一丁で、でかい屁をふりまくる、単なる屁こきじじいなんですよ」 ● 会が終了し、こちらの話を会長さんに聞いてもらい、散会となりました。 みなが、高級乗用車に乗って帰っていくのを横目で見ながら、私は歩いてバス停まで行き、おんぼろバスに乗って移動しました。 そして、汚い道を歩いていくのです。 スーダンの上層部、下層部(単に金銭的)ともによく見ることができました。 本当は、上も下もない世界があるんですが・・・。 ● 「フレームを変えて世の中を見る。」ちょっと視点をずらせば、違った世界が見えてくる。決まったフレームでしか見ていないと現実が見えない。自分で新たなフレームをつくって見たら、本当に世界が全然違って見えたのです。 ● 巡回医療では、様々な地の長に挨拶をします。色々な経験をします、濁った水を出されたり、彼らが食する物を出されたり、そのときはちゃんと頂き「おいしいですね」ってニコッとします。そこから信頼がはじまります。「医療の原点は患者との信頼関係である。」医者は患者の信頼に応えないといけない、信頼があって、医療は成立するのです。 ● 私は今スーダンという人々の医療から色々なことを学んでいるのです。ここは自分にとって「学ぶべき場」なのです。それを実感しています。そういう接し方をすると、村の人達の私への接し方も変わってくるようです。 ● 子供達にとって、下痢は深刻な問題を引き起こす場合があります。下痢は悪水から起こります。病気を治すには「きれいで安心して飲める水を供給しよう」と思いついたら古井戸の改修工事を行ないました。そしてきれいな水の為に皆で、水管理委員会を作りました。改修した水は水質が良くて、買いにくる人達も現れました。 何年か後には、木陰のある井戸になるでしょう。更に畑を作ります。村人達が話しあって野菜を作りはじめたのです。色々な家庭で家庭菜園ができるようになれば素晴らしい事だと思います。 ●2009年に、フットサル大会を催しました。ロシナンテスを通じてサッカーを 学んだ少年がワールドカップに出場しスーダンが争いのない国になっている 事を望んでいます。 ● アシーダと呼ばれる「すいとん」のような食べ物があります。旨いのもではないのですが、不思議と美味しく感じるのです。 満天の星空、聞こえて来るのは風の音と動物の鳴き声だけ。電気も水道も無い何にもないところですが、でも、食事がおいしく感じられる「何か」があるのです。 ● 「お茶を飲んでいきなよ」スーダンの人達はよく話しかけてきます。 最近は、お茶を飲む時間が、必要だと思えるようになりました。全力投球ではなく、余裕が必要だと思います。かくいう私は、いつも全力投球しているような気がします。反省すべき点です。 |
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読み耽っていく中で、彼の圧倒的な実体の嵐、事実の嵐に驚いた。とにかく思いついたら、直ぐに実行に移す運動能力の高さ、次から次へと連鎖して仕事が増えていく事、ついには、未来の医療を担う子供達への教育まで及んでいく。出会った、気づいた、目にしたもを、全部拾っていく様な生き方に、ホトホト関心した。参ってしまった。 対談当日、会場でお会いして、写真通りの大らかで、きちんとしていて、素敵な笑顔に、やられてしまった。お陰で、大いに緊張した。 トークのシナリオは無い、自己紹介の後はフリートーク。 しかし、ロシナンテスのメンバーとスギダラメンバーは、繋がっていた。 向かい方や、走り方は違えども、向かっている先や、想いは一緒だった。 ロシナンテスとスーダン、スーダンの村人的なスギダラ。 |
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出会いを創ってくれた、宮原さん。 そしてロシナンテスの大嶋さん。 川原さんへ感謝の気持ちを込めて。 |
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そして、凄いぞ!!吉野!! そして、次は、西粟倉。大島君!!頼むぞ!! | ||||||||||||||||
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筆者の55歳の誕生日にオフィスまで駆けつけてくれた川原さん(左)と筆者(右) | ||||||||||||||||
●<わかすぎ・こういち> インハウス・プロダクトデザイナー 株式会社内田洋行 所属。 2012年7月より、内田洋行の関連デザイン会社であるパワープレイス株式会社 シニアデザインマネージャー。 企業の枠やジャンルの枠にこだわらない活動を行う。 日本全国スギダラケ倶楽部 本部デザイン部長 月刊杉web単行本『スギダラ家奮闘記』:http://www.m-sugi.com/books/books_waka.htm 月刊杉web単行本『スギダラな一生』:http://www.m-sugi.com/books/books_waka2.htm 月刊杉web単行本『スギダラな一生 2』:http://www.m-sugi.com/books/books_waka3.htm |
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