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パワープレイスの小林です。 そんな状況の中、4月8日にグランドオープン無事に迎えることができました。ご尽力いただいた関係者の皆様に感謝を申し上げたいと思います。 |
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この状態から工事スタートです | ||||||||||||||||
設計施工の話はこれくらいにして今回感じたことを少し書きたいと思います。 | ||||||||||||||||
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【継続する力】 | ||||||||||||||||
今回2年間をかけて設計を担当させていただいてきた日南市の子育て支援センターは、私は建築的なこと、インテリアデザインを主にやって、奥ちゃんは家具やおもちゃ、グラフィックのデザインを担当しました。 オープンニングセレモニーの後に子供たちがどっと流れ込んでくる、芋掘りの芋を競うように引っ張り出すお姉ちゃん、自慢げに鰹を釣り上げる小さな子、それは取りすぎだろう、というくらいカゴにキンカンと日向夏を詰め込む兄弟達、たまごプールですっ転ぶ男の子、それをベンチで眺めるお母さん、みんなひゃーひゃー言いながら楽しんでいました。そんな光景をつくりあげていたのです。 |
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撮影 izaki kousuke | ||||||||||||||||
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【日南の誇りと自慢の場所】 | ||||||||||||||||
ある市の職員の方は「今の赤ちゃん、子供達は間違いなく、この施設を見て、触れて、飫肥杉の良さを感じることができるでしょう。ほんの小さなときから体験できる。そして、『ことこと』のコトを自慢するだろうと思う。僕らが小さい時は飫肥杉を自慢する場所はなかった。そういう施設ができました!」と言ってくれました。 『ことこと』は飫肥杉で包まれ、オール日南で作られた優しくて懐かしくて暖かい場所になっていいます。単なる形や場所をつくっただけではなく、つくる人や関わってきてくれた人の気持ちが表れている場所になっていると思います。 デザインの可能性、デザインの力を身を持って体感した貴重なプロジェクトでした。 |
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【おまけ】 | ||||||||||||||||
裏うんちくをひとつだけ。 |
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今回施設のまん中にはあかちゃん広場というスペースがあり、そこを囲う間仕切りに飫肥杉の丸棒を使っています。ただ、単に棒を並べただけでは無く、日本音響エンジニアリング(株) (←大きな音楽ホールの音響設計をするようなすごい会社です)の「柱状拡散体」という技術を使っています。簡単にいうと、森の中の音の環境を再現するように大小の丸棒を、緻密に計算してランダム配置するというものです。こうすることによって音は乱反射して人の耳に届き、大きな音も小さな音も心地良く、つぶさに聞こえるというモノです。今回は飫肥杉32φ、45φ、60Φの3種類約500本を2400Hの高さで並べています。 おびすぎの森と呼んでいました。 |
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●<こばやし・けんいち> パワープレイス株式会社 |
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