![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() ![]() |
![]() |
|
|||||||||||
![]() |
![]() |
||||||||||
車中で雨が上がるのを祈りながら2時間半掛けて美山の里山へ向かった。 結局、雨は日中降ったり止んだりのまま。だけどそれが功を奏したり、雨を忘れる感動があったり。ああ、ここで開催して良かった・・・と思えた第10回もくちくカフェ。この春、南雲さんと若杉さんに特別講師をお願いした第9回を振り返りながら、その後のもくちくカフェがどう変化しつつあるのか、今回はそのへんを書きたいと思う。 さて、「もくちく(木築)カフェ」とは建築設計室Morizo-が企画する住まいと木の講座。2007年1月からスタートし、第一期は9回開催した。その最終回が南雲、若杉大先生登場のもくちくフォーラムだった。(南雲さん、若杉さん、その節は本当に有り難うございました)素晴らしいお二人の話と対照的な私の必死のぱっちの話・・・。あの日の反省を教訓に次回は極力漫談をしないことを誓った。そしてフォーラム翌日の北山杉ツアーを企画した、しゃべりすぎ爺(京都女子短大 高桑教授)の教えに従い「まず現地に行く」を実践しつつある。(詳しいモヨウはこちら→http://morizo3.exblog.jp/i14/) 第10回のネタは「木工」。 「作ってみる、使ってみる」から木のこと、ものづくりのこと、そして暮らしのことをもっと身近に感じて貰いたい。あわよくば、ものづくりのおもしろさ、大変さ、ものを大切にする気持を再発見して貰いたい。そんな思いを込めて企画したのが「もくちくお出カフェ@美山の里で木工」(♪スプーンを作ってカレーを食べてシタールと尺八を聞こう♪) これまでのもくちくカフェはどちらかというと住まいのこと、木のことをもっと知って貰いたい。建築設計を生業とする立場から何を発信するか?!どう伝えるか?!そのことにしこたま神経をとがらせていた。そして、何とか建築も身近なことと思って貰えるように笑いだの漫談だのとこそくな手を使ってきた。陰では、人前で話すこっぱずかしさをごまかそうと一人ネタ合わせに勤しんだ。 建築設計という仕事は計画、デザインが結構な割合を占める仕事に違いないが、伝えるということもすごく大切な仕事のひとつ。ユーザーに、いい仕事をする職人さんのすごさを伝える。素材がものになるまでの大変な過程と関わる人の情熱を伝える。そして大切に使うことの意義を伝える。大げさにいうと、建築文化を支える知恵や技術の価値をわかって貰えるかどうかでこの業界の未来さえ変わるかもしれない。「伝える」はそんな大事な役割があると思う。だけど、その伝え方はどれがいいのかケースバイケース。だから、あの手この手でやってみる。 話は戻って、第10回もくちく(お出)カフェ。 初回打合せ日にどこまで行くねん!という広がりを見せた盛り沢山な内容。少しビビリながらも期待が膨らみ、結果的には期待以上に沢山の人に喜んで貰える講座イベントとなった。おさじづくりは大人も子供も超真剣!まんまと洗脳された参加者はおさじ材料を貰って帰り家でも自作した人が続出。自分の手で一生懸命削ったスプーンは作った人の個性が削り跡となって、使い込むほどに木の良さと愛着が増す作戦。スッポリはまってくれたようで、しめしめ。 |
|||||||||||
![]() |
|||||||||||
第9回もくちくカフェ(フォーラムバージョン) | |||||||||||
![]() |
|||||||||||
第10回もくちくカフェ(美山の里で木工)。スギカンの狩杉こと狩野さんも助っ人講師で大活躍! | |||||||||||
![]() |
|||||||||||
第10回は調子に乗って併催イベント(里山音楽会) 雨のため村のお寺を借りての演奏。 | |||||||||||
![]() |
|||||||||||
里山に響くシタールと尺八の音色♪ | |||||||||||
●<うちだ・りえこ> 建築設計室Morizo- 木に萌える燃える一級建築士 もりもりMorizo-ブログ 恥を忍んで崩しキャラで発信!気が向いたとき更新します 建築設計室Morizo-HP 木から森から創造するMorizo-が大まじめに綴ります |
|||||||||||
|
|||
Copyright(C)
2005 GEKKAN SUGI all rights reserved |
|||