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溝口さんから杉モノデザイン展の案内を頂いた頃、近くの水車が20年ぶりの付け替え工事をおこなうということで、水車ファンとしてはこれからも水車を力強く維持して、再評価されたく慣れない仕事ながら、御披露目会やら講演会の準備をしていました。 福岡県八女市上陽町にある馬場水車場主の馬場猛さんはご夫婦で杉の山守りもしながら杉葉を集め杉葉粉をつくってあります。 |
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水車の動力を使って杵を搗き、線香の原料となる杉の葉を粉にしている「線香水車」。 | |||||||||||||
また日本で多く使われている線香は大きく分けると白檀や伽羅、丁子などの香木を楠の木科のタブで繋いだ線香と杉の葉の線香があるそうです。私は蚊よけ線香として使っています。夏場は一日中蚊がいる仕事場なので気管支があまり強くない私にはとても重宝です。水車でついた杉の葉粉という素材で見るといろんな使い方が出来るのではないかと思ったりします。 そしてそんな作業中気になるのが杉モノデザイン展の印刷物、よくできている、おもしろそう。 関内が溝口さんに連絡を取ると、「どうぞ無理のないところで参加ください」とのこと。 厳木の道の駅のすぐ前の道を降りていき、コミュニティセンターの脇をすり抜けていくようにあるこの感じがいい。「白水」が出来た時期とコミュニティセンターが出来た時代が随分違うのか空間の段差が出来ていて何があるんだろうと気持ちをくすぐるのです。 会場では先に送った線香をたいて展示をして頂いていました。 そんなしっとりと落ち着いた展示の中、線香作りワークショップの場所や案内板をササッと作っていただいたのは申し訳ないやら嬉しいやらでした。 スギダラ北部九州の方にはお世話になるばかりだったのですが、また機会ございましたら声かけてください。杉の葉っぱ粉持って伺います。 |
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親子で、兄弟で、友達同士で夢中になって杉線香を作っています。早く家に帰ってお香をたきたい!そんなことを考えているのでしょうか。 | |||||||||||||
●<うしじま・ともこ> 美術家 となりの仕事場 となりの仕事場は美術作家の牛島智子と木工家の関内潔の仕事場が隣同士なのでつけた名前ですが、二人で何かやるときあるいは、隣のとなりの仕事場が気になるときに使っています。 |
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