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スギダラの活動は、「コレをやりたい!」と宣言からはじまる。やりたいことを、まず、誰かに喋らないことには、何事もはじまらない。ルールは、「杉」を使うことそれだけだ。 スギダラがどんな活動をするにも避けて通れない道がある。それは、「資金」だ。手弁当でやっても限界があるし、毎回、毎回、多くの仲間を集めての無料報酬では、絶対にどんな活動でも続かない。 スギダラの活動は、「やりたい」と言う気持ちが、出発点だ。予算があるから、何に使おうかという甘い話は一切ない。このやりたい気持ちに「社会的な使命」を持たせることによって多くの人の賛同を得ることは、この連載(月刊杉28号・29号)でも書いたと思う。ミッションだ。ちょっとおさらいしておくと・・・。 「杉で日本の社会を良くしよう」というビジョンがあって、行動したいと言うパッション「情熱」を社会的なミッション「使命」につなげてデシジョン「決断」をしてアクション「行動」を起こすと言う海杉理論「ビパミディア」だ。 この中の「デシジョン 決断」が資金を集める時に必要になる。「やろうかやるまいか」で悩むことよりも「やって賛同を得ることができるのか」という不安の方が実は、大きい。賛同を得たということは、事業自体を認めることであるし、資金集めの道も開けてくる。 そのひとつに制度を運営する側の求めるものが何であるかを把握する必要がある。出資者のメリットを見つけるという点だ。「良いことをするんだから・・・」という甘えは禁物なのだ。しっかりとした企画を立て誰が見ても納得のいく書類があると出資する側も目的に沿って比べ見ることができるので了解を得やすい。 次は、実績だ。補助金を出資する側は、企画に対して出資するのだが、大抵は、応募した団体の過去の活動実績に注目する。実績がない団体が、企画書だけで出資を頼むことは、なかなか難しい。地道な実績が、モノを言う世界でもある。いままでの実績が、制度の主旨に合致しているのかが、判断材料となる。スギダラは、活動をホームページで紹介しているので実績には困らないはずだ。地域は、違っていても似たような経験を持っているメンバーがいる。ノウハウの共有という点でも心強い。 3番目は、企画とプレゼンの良し悪しだろう。当然、企画の内容が、決め手になるのだが、補助金を出す側にとってどれだけのメリットがあるかとどれだけ熱心なのかが、判断基準になる。ポイントは、事業に対しての波及効果だ。これは、企画を判断する人がどれだけイメージできるかによって違う。この点は、プレゼンでの印象は重要となる。明るく元気に堂々と自信を持って望もう!! 補助金には、落とし穴がある。「裏負担」という補助金に対しての自己資金だ。定額補助・100%補助なら問題はないが、補助金には、大抵一定の自己資金を求めてくる。その他に定期に活動実績や成果報告が求められるようになる。これらのことも申請者は、頭に入れて行動しなければ、事業は遂行されない。 いくつか書いて思ったことは、日本の教育では、あまり重要視されていない点がある。事業に対しての資金集めなんて学校では教えてくれない。人のためになる行動や社会活動を奨励することはしても、資金が必要だと言うことをはっきりと言わない教育だ。どこか抜けているような気がしている。 さて、いろいろ書いたが、これでは、「私できない」と感じた方が多いはずだ。誰でもやったことのない…。大変そうなリスクを負ってまで社会事業をやろうと思う人は少ない。「杉」つながりだけで、事業が楽しく行なうには、面倒な部分が、出てくるものだ。でも安心してほしい。この手のプロフェッショナルが、実はスギダラのメンバーにはたくさんいる。メンバーで公務員の方は、この作業に長けているのだ。アドバイスでも良い、一市民としてスギダラをサポートしてくれるだけで、その結果は、今まで想像以上の成果になることは、知っているはずだ。 スギダラ活動は、「One for All、All for One.」なのだから。 |
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●<うみの・ひろみつ>木材コンシェルジュ ほぼ、毎日更新しています。ブログ「海杉 木材コンシェルジュ」 http://blog.goo.ne.jp/umisugi/ 2009年3月31日をもって、日向木の芽会 を卒業しました。 海野建設株式会社 代表取締役 / HN :海杉 |
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