秋田杉を使用した車道用照明柱

特集　秋田駅西口バスターミナル

日本初・秋田杉を使用した木製車道用照明柱

文/ 鈴木幸男

月刊杉には2006年6月以来の登場です。ヨシモトポールの鈴木です。

前回は会社案内が主でしたね。実は、ヨシモトポールは林業から始まった会社です。杉から松などには興味があり、歩道照明柱ボラードとして、宮崎県日向市、日南市等で椙を使用した製品を南雲さんと協力して製作してきました。

今回、自分の田舎の「秋田駅ロータリー」に秋田杉を使用したGL8mの車道用照明柱を4本納品させていただきました。

デザインは南雲さんです。日本で初めての木製の車道照明柱です。感激しています。

私は、大学は秋田市内だったんですが、生まれはなんと「北秋田郡上小阿仁村沖田面」というところで、人口2657人、1200世帯、駅はありません。秋田でも一番か二番の田舎です。
住んでいる地域は少なく、ほとんどが秋田杉の山ばかりです。

今考えていることは、秋田市も良いのですが、我が「上小阿仁村」でも秋田杉を使った照明柱、サイン、柵等をデザインして設置していきたいと思っています。南雲さん、菅原さん、スギダラのみなさんお手伝いして下さい。
よろしくお願いいたします。

秋田駅西口バスターミナルと木製車道用照明柱　photo/鈴木幸男（上段）・南雲勝志（下段）

●<すずき・ゆきお> ヨシモトポール株式会社ポール営業部取締役統括部長
ヨシモトポールHP：http://www.ypole.co.jp/