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辻さんから、送られて来た「日向本」の原稿を読み、新ためて日向市のプロジェクトの凄さを感じた。様々な劇的空間の到来と、鋭くも熱い人達の掛け合い、動きに魅了された。よくもまあ、こんなに凄いことを、さらりとやれるもんだ。人が人を呼び、また大きなうねりになる。どんどんパスが渡されゴールを決める。一人一人が自分のことのように喜ぶ。チームとともに人が磨かれていく様を本当にドキドキしながら読んだ。そして何よりそのチームに少しでも関わっていれることが何よりも誇らしい。 昨日、南雲さんと千代ちゃんと新宿の「ぼるが」という焼鳥屋で飲んだ。僕はミーティングが長引いたので遅れて会場に登場したのだが、カウンターに見たことがある2人がいるのだ。よく見たら会社の同期入社でもう10年ぐらい前に会社をやめた仲間だった。僕は久々の出会いだったので実に懐かしかったのだが、2人はもっと驚いていた。「若杉〜、今お前の話しをしていたところなんだよ、ビックリさせんなよ〜」である。 実はこの二人とは事業部も仕事も違う、そして研修も一度も重なっていないので仕事としては縁はないのだが、デザインを首になったとき、彼らと暑苦しく、未来のことやデザインのこと等語り合った仲間だ。そして彼らがやっていた仕事を知り、手伝ったり、助けてもらったりしていた。この二人は情報システム分野なのでまるで言語は違うのだが、僕に色々なことを語り教えてくれた。 「若杉、これからパソコン一つでビルの空調や照明そして画像のやりとりが、無線で出来る時代になるぜ。そうあるべきだし、そうなる。おもしろいぞ〜」 そう言った彼は畑違いの空間づくりを自らやっていたのだ。IT系の人間がデザインを語る、そんな新しい空気を彼らから感じた。この二人は会社をやめて今や自分の会社を持っていたり、有名会社のN0.2であったり、随分立派な人になっている。 そんな二人が、僕らがつくったショウルームをみて感激したと言ってくれた。 何だか3人で感動してしまった。僕たちのやったことをこんなにも自分ごととして喜んでくれる。そして人に紹介してくれる仲間がいる。また色々な人に支えられていることに感謝した。 今年の杉コレは、内田洋行がオフィシャルスポンサーになった。いやなってくれた。そして9月17日(水)に東京の新川オフィスで1次審査の発表と杉コレのPRを兼ねてイベントを行う。同時に内藤廣氏のセミナー『内藤廣のおもしろスギる話』を開催する。宮崎で海野さんと南雲さんが結託して始めたこのイベントが企業を巻き込み全国区へと広がっていく。その片棒を僕も担げることがうれしい。そして、そのことが、すっかり自分のこととなっている。 それだけではなく今年は、南雲さんとずっと暖めていた杉家具「友立ち −TOMODACHI−」シリーズがリリースされる。始めての杉の家具が公式に製品になるのだ。随分時間が経ったが、これも海野さんを始め木青連の皆さんとの出会い、そして繋がりがあったからこそ生まれることになったのだ。 この秋は杉コレクションから始まり秋田のイベント、そして、北部九州。そして杉ダラ家具の製品化・・・・・起こり始めていることを揚げるともっと、もっとある。これはきっと何かが起こる。「日向本」の原稿を読んで全てがここから始まっていて、全てが繋がっていて、そして皆が自分ごとと思い、誇りに思っているのだ。
突然ですが最後に一句「スギつぎに、伸びる若木は、ひむかさん」 |
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内田洋行 新川オフィスにおいて開催される、杉コレクション2008 第一次審査へはこちらをご覧ください。→http://sugidarake.exblog.jp/9411513/ | ||||||||||||||
事前申し込みが必要となっておりますので、HP上の申し込み用紙をA4用紙に印刷、必要事項をお書き込みの上FAXにてご応募ください。 | ||||||||||||||
●<わかすぎ・こういち> インハウス・プロダクトデザイナー 株式会社内田洋行 テクニカルデザインセンターに所属するが、 企業の枠やジャンルの枠にこだわらない 活動を行う。 日本全国スギダラケ倶楽部 本部デザイン部長 |
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